俺が大嫌いな施工工法。
ボイドスラブ工法。
スラブ(床)にボイドを入れコンクリート打設する事により真空状態のボイドが強度を持ち在来工法では必要な小梁を無くす事でき、尚且つ天井をフラットにする事により室内空間を広くする事ができる。
また遮音性・保温性に優れる。
分譲マンションでは最近、当たり前の工法。
賃貸マンションでは在来工法が多い。
勿論、ボイド工法の方が高コストである。
なぜ嫌いかって?
まず、よくコケる・躓く。。。。
スラブ筋の間に足突っ込んで捻る。。。。
ボイドを固定する金具があるんだが刺さる躓くコケる。。。。
結構、労災おきてんじゃ?
俺が知ってる中じゃ事故率高い(笑)
めんどくさい上に痛い思い出が多い。。。。
買う側からしたら、どうせ買うならフラット天井で圧迫感ない広い空間に住みたいのわかるけど施工側からしたら色々大変で神経使う嫌い。。。。
奥の人、スラブ筋の上に膝まづいて作業してるけど地味に痛いと思う(笑)
ある意味プレイヽ(°▽、°)ノアヘヘ
ボイドの合間から白い配管いっぱいあるの見えます?
ソレは電気の配管です。
ボイドがスラブ占領するから電気屋さん配管するの大変。
逃がしで在来より長く配管使う上に緩やかではなく急な曲げ配管しないといけない所が多いから電線入線時に抵抗凄く重労働。。。。
ハッキリいって躯体工の、どの業者さんも大変です。。。。
逆に仕上工の職人さんはフラットな天井やらで仕上げやすいでボイドが好きかも?
オレは躯体工だから仕上工の人とは話す機会少ないからわかんないけど躯体工職人同士の会話で
「ヤッパ在来がいいバイ!!」
とよく聞くが
「ボイドが好き。」
って言ってる職人さんに俺は会った事ありません(笑)